《MUMEI》 「凛くん…人間界に〜着きましたよ。」 「うん…煌。」 俺と煌は〜カイルの部屋に戻った。 魔界へ行った時のままだ。ただ、ここにカイルが居ないだけ…。 「煌…この屋敷や皆の記憶はどうなるんだ?」 「私とカイル様が来る前の状態に戻ります。」 「そっか〜、本当に何にも無くなっちまうんだなあ…。」 「凛くん…」 「煌…」 俺は煌に抱きついて泣いた。 煌は無言で、背中を撫でてくれた。 暫く後… 「凛くん…お別れです。」 煌は、俺の額に手をかざし…呪文を唱えた。 俺は〜意識が無くなり、その場に崩れ落ちた。 煌は、凛をお姫様抱っこすると…凛の部屋へ瞬間移動した。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |