《MUMEI》

凛をベッドへ寝かせると…煌は、凛の頬を伝う涙を拭った。


「許しませんよ…私の大切な友人や主を傷付ける犯人は…」


そう呟き、凛の寝顔を見つめた後〜くるりと背を向けた。


そして〜今までにない厳しい顔をして、魔界へと戻った。


俺は…何もかも忘れて眠りについていた。


隣の洋館は消滅し…元の空き地に戻っていた。

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