《MUMEI》
出会い
ポツポツ…。
ザァァァ…。 「…クソ、ここで終わってたまるか。俺はなんとしても…逃げてやる、アヤ…。」
ドサッ…。 ザァァァ…。 「クソが…、力が出ねぇ…」
「あの〜、大丈夫ですか?」傘をさしている女が見えた、そして…そこで俺の意思が途絶えた。
「チョッ大丈夫?ねぇ?」
「クッ…。んっ?ここは?痛ッ」
「駄目だよ、しっかり寝ないと。まだ完治してないんだからさ。」 どうやら俺はこの女に助けてもらったようだ。
「ここは、どこだ?」「ここは、私の家だけど、昨日君が家のすぐ近くで倒れたからさ、助けてあげたの。」
それにしてもここには俺が見たこと無い物が多いな。 「でも君ってなんか変わってるよね。目の色が青いし変わった服着てるし。名前何ていうの。」
「俺は、ディア・ヴァーノ。」
「へー、ディアかじゃあ、外国人かな。アメリカかなそれともイギリスかな?」 何の事を聞いているのかよくわからないが今分かる事は、ここは俺のいた世界と何かが違うようだ。
「あっそうだ、君が倒れた所からこんな石があったよ。」 「! 返せ!」 「きゃっ、何よ、せっかく人が拾ったのに。ちょっとどこに行くのよ」ディアはベッドから降り部屋から出ようとした。
「あいつらから離れなければ。」
「あいつら?」
「…まずい来た。」
「え?」
ガシャーン!
「きゃあ。」
すぐ近くにあった窓ガラスが割れて、そこから見たことのない武装をした人が入ってきた。
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