《MUMEI》 決行「じゃ、行くぞ!」 魔王の掛け声で〜シオンを白竜に残して、煌と、魔王を抱いたカイルは、メイファの所へ瞬間移動した。 「な…!お前達…」 煌とカイルは、メイファの左右に立ち、素早く三面鏡を出し、メイファを写し出した。 魔王は〜宙を飛び、自分の顔に張り付き、シオンに作らせた薬を飲ませた。 魔王の身体にモモンガの意識が吸い込まれていった。 「よしっ!戻ったぞ!」 煌とカイルの広げた三面鏡は〜メイファを六角形に囲み、結界を張り閉じ込めていた。 「ぐうっ…まだだ!諦めぬぞ!」 上をチラリと見た、メイファは〜上に跳び逃げようとした。 「待っていたぞ!メイファ!観念するのだ。」 魔王が〜円筒型の道具をメイファに向けた。 前へ |次へ |
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