《MUMEI》 解けた呪い光が消えた時… 頭に角の生えた、カイルが立っていた。 「カイル…やっと本来の姿を取り戻したな。」 「カイル様〜おめでとうございます。」 「ああ…力が溢れ出るようだ。父君王、煌、ありがとう。」 「さて…これで魔界は安泰だな。」 「父君王…俺は…」 「分かっておる、早く人間界へ行くが良い。大切な人が待っているのだろ?」 「父君王〜良いのか?俺は、世継ぎは作れないし、跡も継がないぞ。」 「良い!初めから望んでないわ、私が望むのは〜お前の幸せだけだ。死んだお前の母もそれを願っていた。」 「父君…ありがとう!」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |