《MUMEI》 「ん〜?屋上。」 「え〜寒いよ、俺行かねえよ。」 「俺〜行ってくるわ」ヒデに言って屋上に向かう。何故か、行くのが当たり前みたいに…。 「誰もいないな…流石に、寒いからな。」 飯食って、寝っころがった。 「……」 …誰かと、こうして居たような…。 俺…なんか変だよな…冬休み明けから、ずっと…冬休み?俺、何してたっけ?思い出せない…。 何か、大切な、何かを忘れているような… 屋上のドアが開いた。慌てて、俺はドアの方を見た。 ヒデが立っていた。 「凛!お前…泣いてんのか?」 前へ |次へ |
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