《MUMEI》
白昼夢
「あれは、リュークと出会った翌日……。


――…学校の下校時刻だったなぁ…。」



☆゚・:*:.。○。.:*:・゚☆゚・:*:.。○。



「じゃあなー(笑)」「またねー(笑)」


下級生たちが、互いに手を振りながら学校を後にしてゆく…。



僕はそんな光景を見送りながら、校門の前で一人佇み、しずか君の帰りを待っていたんだ。



あの図書館での幸福な時をもう一度味わうために――…



…僕は、さりげなく偶然を装おって、彼女と一緒に帰ろうと思っていたのさ…。

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