《MUMEI》

〜♪
このとき、私にはメールを見ない、という選択肢もあったのに…


『俺、のいと別れようと思う。
別に、のいが悪いんじゃないんだ、のいといるのは楽しいし
ただ、俺、他に好きな子が出来たんだ

本当、ごめん…俺なんかを好きになってくれたのに、ごめん。』



・・・な…に…?
なんで…?

どーして…は?


私、なにしたっけ?

あれ…?
だって、私…風邪ひかないでねって…え?

幸君…ありがとうって…


わ…わかんない

…?









「ふっうぅ…んぅ…ふぇ…」
私は、泣いた…
そして、メールをうった

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