《MUMEI》

私は先輩とお茶を飲みながら──

美春先輩と夏芽君が戻って来るのを待つ事にした。

「ふぅ──」

和むなぁ〜。

「せや、真冬ちゃんは──何で探偵部に入ろ思たん?」

「ぇ‥、ぁ、えっと──‥楽しそうだなぁって思って(微笑)」

≪ズォォォッ≫

「「‥?」」

「お〜〜ま〜〜え〜〜らぁ〜」

≪ゾクッ‥≫

私達は同時に振り返った。

そこには──‥

「なぁに呑気にまったり寛いでんだ?」

≪サァーッ‥≫

「な‥、夏芽く‥(汗)」

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