《MUMEI》
暴言
「死ねよ、しね死ねしねしね、いらねーんだよばーか、死ねっこの赤眼鏡がっ死ね」

私は…何もしなかった
ううん…できなかった…


だって、怖かったから…私より10センチ以上も大きな男の子になんて、何もできない


女子が帰ってくると、男子たちは私に舌打ちをのこして、散っていった

(こうして、文字におこすと、何が怖いんだよって思うかもだけど、男子数名に囲まれて、死ねと言われるのは、結構精神的にキツイものがあったんだ、逃げ道もないし、私…男の子が基本駄目だから、すごく恐怖だったんだ)

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