《MUMEI》 「ボ…あ、これね。」 「へえ、野球のボールって硬いんだね。痛いはずだ…中に何が入ってんだ?」 「投げてくれりゃいいのに…あんた、野球やった事ないの?」 「小学校の時、授業でソフトボールやったけど…」 「なっちゃないね、キャッチボールしようよ。」 「え?僕、これから塾…」 「ほら、ミット貸してやる。」 「え〜永嶋、素手で捕るの?」 「悪いか?」 「いえ、別に…痛くないのかな?」 「行くよー!」 「わあ〜怖い!」 「バカー、避けるんじゃない、捕るんだー!見ろ!探すのに、ひと苦労じゃないか!」 「ゴメン…」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |