《MUMEI》

◆◆◆

「なぁ、何で鏡なんかに」

玖珠は答える代わりに鏡を逆様にした。

「‥ぁ」

出て来た‥。

「この子掴まえといてね」

「!?」

蛍より眩しい光。

それを両手で包んで‥

玖珠が法人を描くのを見つめる。

「‥‥‥‥なぁ」

「?」

「魂って‥‥‥向こうに行ったらどうなるんだ」

「──さあね‥。私もよく分からないわ。行った事無いしね(苦笑)」

「‥‥‥‥‥‥‥」

そりゃそう‥

だよな‥。

◆◆◆

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