《MUMEI》

「あいつらも地獄の使いだ。」


「でも3人とも死んじゃいましたよ…。」


「地獄の使いが地獄の使いを殺すわけないだろ、お前を精神的に追い込むための演技みたいなものだ。」


「演技…じゃあみんな生きているんですね。」


「あぁ、だが伊野音歌になっていた地獄の使いは死んだけどな。」


「死んだ…。」


「あぁ、同じ地獄の使いとして恥ずかしいぜ、人間の霊なんかに殺されるなんて。」


「人間じゃないのに、死んじゃうんですか…?生き返ったりしないんですか…?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫