《MUMEI》
プロポーズ
「僕と一緒になって、稲荷神社を守って行かないか?」


「え?暗ちゃん?」
稚麻は、ビックリ顔で僕を見た。


「僕は、ずっと前から…稚麻が好きだよ。それで…稚麻は…その…あの…僕の事を…」


「暗ちゃん!」
稚麻が抱きついて来た!


「!!」


「大好きに決まってるじゃない!!」


僕はヘナヘナとそこに座り込んだ。


「暗ちゃん?!」


「良かったぁ…」


稚麻がクスクスと笑う…

…あ、笑顔…良かった、齋が居なくなってから…泣き顔しか見なかったからな…


「稚麻、僕と結婚して下さい。」


「はい、喜んで…暗ちゃん!」


二人で笑い合った。

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