《MUMEI》

会議室に戻って来た私達は──

偵察を元に話し合いをしてた。

「見た感じでは‥特に惹かれ合ってるって感じではなさそうだけど──」

「にしても、変わった事頼んで来るもんだよなぁ」

「依頼があるだけ有り難いと思いなさい」

≪ムッ≫

「何だよその上から目線」

「あたしの方が上だもの」

≪カチン≫

「お前1つ学年上だからって威張り過ぎだろ」

≪フッ≫

「アンタ後輩なんだからもうちょっと敬意払ってくれてもいいんじゃない?(微笑)」

≪ブチッ≫

「誰がお前なんかに敬意なんてもん払うかぁぁーッ!」

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