《MUMEI》

「お〜〜やったか!」
「どれ?」


「ほれ」


「ふむ」


「やあ、やって見るもんだね、あたしでもやれば出来るんだね。


やあ実際、苦労したよぉ〜それ一問に二時間かかった。


やっぱ普段からの積み重ねって、大切なんだね、やー参った、参った。」


「いっくん…」


「あーいいんだよ、ひっぱたかれて目が覚めたんだから…


謝ってくんなくったって、謝られたらさあ〜あたし殴られ損じゃない」


「違うんだよ」


「何が違うの?あたし全然気にしてないから、むしろ感謝したいくらい…」


「違うの、答えが!」


「はっ?!」


「ヒジョーに言い難いんだけどね、もうちょっとだったの。証明ってのは理由が大切でね

ほら、仮定∠B=∠Cを利用しなくちゃ」


「へにゃあ〜〜違う…」
力尽きる、いっくん(笑)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫