|
《MUMEI》 ｢おに～ちゃん…」 走り寄るいっくん。 ｢よお、試験どーだった？」 ｢軍隊行進曲じゃ無くなりそうだってさ」 ｢んじゃ、ワルツか？」 ｢へ？！」 ｢１・２・３～ １・２・３」 ｢うが～」 ｢わ～勘弁！」 ｢許さん！」 ☆…☆…☆…☆…☆…☆ ｢さあて、お楽しみの通信簿をお渡ししましょうね、ニ～ッ…」 ぎゃあ～～ ｢騒ぐな！49番若林！」 ｢わーフェイント！」 ｢１番から呼ばないなんて」 ｢冗談教師！」 …はは…ちっとは、頑張ったもんな…①はなくなってんだろな、理科とか… もしかしたら数学と英語も上がって… ｢永嶋！」｢はい」 通信簿もらうのが、楽しみなんて初めてだ。 ウキウキ…ドキドキ… どーかな？ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |