《MUMEI》
そして今夜、悪夢のパーティーが開かれる。
私は田島 紅。
花の高校生だ。
別に特別可愛くもなく特別性格が良い訳でもない普通の女。
ただ皆と違うのは、男勝りな性格に誰かと一緒って言うのが異常なほど嫌いな所だけ。

一回しか無い人生。
やり直しなんて出来ないし、やり直したい人生なんて嫌。
死ぬときもう一回この人生を歩もうって思える人生にしたいんだ。
だから、誰かと一緒とか在り来たりな事なんて大っ嫌い。
恋愛だって告白されたから付き合うんじゃなくて、もっと体にビビッっとくる人と誰もしたことがない恋愛がしたい!!


って思ってたんだけどねー。。。


「紅!こっちこっち。」
店に入って来た私を見つけ嬉しそうに手を振ってるのは、中学からの付き合いの川並 華菜だ

無言で華菜の所まで来ると此処に来た目的を告げようと口を開くが
「何やってんの?そんなとこに突っ立ってないで早く座りなよ」
と腕を引っ張られ半強制的に隣に座らされた。
フカフカの椅子が気持ちい、などと考えていると私が此処に来た目的を思い出し、まだ間に合うだろうと諦めずに口を開く
「あのな華菜、俺は」
「では全員揃った所で」
俺の願い虚しく始まってしまった……
「合コンスタートー!!」
合コンと言う名の悪夢が。


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