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《MUMEI》 ｢あはっ！①がなくなった～～！」 ｢いっくん！良かったの？」 ｢真夜ちゃん！ん！ほらっ」 ｢わ！ほんと」 ｢真夜ちゃんは？」 ｢ほらっ」 ｢わースゴイ！④がふたつで、あと全部⑤！」 ｢おに～ちゃんのお陰！うふっ」 ｢凄いなあ…永嶋って、上杉と見せっこしても劣らない成績なのか…」 勘違いして、感心する染矢。 ｢ばか」 ｢柴崎～なにがぁ？ふん！そーやって馬鹿にしてろ、僕だって、拘らない人間になるんだ。勉強なら、お前に負けない！！」 ｢ま、その調子で頑張れや。」 染矢の背中をポンと叩いて去る柴崎。 ｢へ？や、やっぱ良いヤツだなあ！柴崎。」 前へ |次へ |
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