《MUMEI》
狂気の眼
ドラミは、キラという存在を生み出したいきさつを一通り聞き終えると、深い溜め息を洩らした――…。



「だから、のび太さんは死の間際に“キラ”というダイイングメッセージを残したのね…。」


「クククク……。

そうか…。のび太君は、ちゃんと覚えててくれたんだね…。(笑)」



ドラミの口から告げられた、のび太の最期の様子を耳にすると、出来杉は満足気に笑った。



ドラミは、そんな出来杉をキッと睨みつけながら、ニアと推測した事件の真相を突きつける――…。



「そうしてアナタは、のび太さんを殺した――…。」


「ククク……そうだよ…。(笑)」



出来杉は、あっさりと肯定した――…。

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