《MUMEI》

「……俺も文芸部に入部することにしたから」

……なんだと!
ただえさえ明石が邪魔なのを我慢しているのに氷室様の親しい存在だった志島螢が加勢すれば僕のプレイもいい加減ハードになっているとしか思えないんですがっ……!


「さあな、それは顧問に聞けばいいんじゃないか?」


「そういうのはよく分からなグハア………!」

氷室様の突然のフリに対応出来ないのがこの人らしい。(一応教師だが、この程度の人間だろう)
判断を誤るケースを考えて吐血したか。

皆慣れたもので、貧血の楠先生を保健室に運び出す。




「じっくり、部の規則を叩き込んでやる。」

氷室様は志島螢に意味深な笑いをした。


「あー、明石君と同じ部活楽しみだなああ!」

志島螢は強がって氷室様に盾突いている。


「ええ!そうですか?!」

明石は両耳を突然塞ぎながら頭を振り始めた。
きょどってる……


「……タマ。」

氷室様は不敵な笑みをしながら颯爽と廊下を出た。
明石は氷室様の後を追う。

更に後を志島螢が追う。

が、氷室様に首を蹴られてしまい断念。
羨ましいなヲイ……!


「渡部、今日は欠席するから伝えに行け。」

うわああ、氷室様に顎で使われちゃったあ……!

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