《MUMEI》

◇◇◇

そして運ばれて来たのは‥‥‥

「ぇっ」

こ‥‥

「こんなに作ったの‥?」

菓子器は五つ。

それぞれに違う色の花林糖が山盛りに盛られてる。

五種類考えるだけでも大変なのにこれだけの量を作るなんて‥。

梅──

抹茶──

肉桂──

それから‥‥

「‥?」

「ぁ、それな、人参と南瓜(笑)」

「ぇ‥」

野菜使ってるんだ‥。

人参と南瓜かぁ‥。

どんな味がするんだろ‥。

◇◇◇

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫