《MUMEI》
もう1台のカメラ 2
出来杉は、徐に机の上から“もう1台のカメラ”を手に取る――…。



―――…すると………


そのカメラの下から“黒いノート”が現れた――…!



その不気味なノートの存在は、すぐにドラミの眼にもとまった。



――…もしや……


――…あれがデスノート…!?



窓辺の死角から、その様子を伺っていたニアも、眼を丸く見開いていた。



―――…だが…



ドラミとニアの眼差しが、黒いノートに意識を削がれている間に――…



「さて………ドラミくん…。

…すまないが……そろそろお別れの時だ…。」



―――…カシャッ……!

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