《MUMEI》
「ァッ、…恥ずかし…」
「でも感じてる、
ビクビク動いてる」
少し舐めただけで震えて答えるそこは昨夜可愛がりすぎたせいか赤く充血していて。
俺の唾液と乾いたローションが交ざりあいあっという間にそこはぬめりをおびる。
柔らかくなったところで舌先を中に差し込むと日高は派手に声をあげた。
「ジュッ…、キモチいい?」
「ハァ、ハアァ、変…、変だよ〜…」
そのままわざとらしい音をたてながら愛撫する。中指をあて一気に捩込むと更に声を上げた。
「まこちゃーん…、俺の体…変、怖い、おかしくなる〜!」
「同じく、日高の体のせいで俺もおかしくなった、な、責任取れよ、これからも抱かせて、……
もームラムラしてたまんねーよ、欲しい、
日高が欲しい
付き合って、俺のモノになれよ」
「あっ!熱い!はぁあ!ィッ、ァンンッ!まこちゃん!まこちゃ〜ん!!」
膝を肩につく程折り曲げて深く体を繋げる。
全身を小刻みに震わせながら俺にしがみつく日高が愛しくて堪らなくて、唇を深く合わせる。
舌を吸い、絡みつくとそれに不器用に応えながら日高は俺の髪に指を絡め、背中をせわしなく探り、腰を揺らしだした。
「アッ!アッ!ヒッ!そこ!あたるぅ、ハア!アアッ!」
「自分でイイトコあてて腰揺らして、日高は淫乱だな?
俺無しじゃもうダメなんじゃないか?」
「ヒィイッ、アーッ、
腰回すの…アアッ、アアッ!イッちゃう!でるっ!でるっ!」
「ハア、ハア、俺も、日高、好きだ、好きだ、好きだ!」
俺は夢中で深く激しく突く。日高も気がつけば自分から俺に脚を絡め腰を俺に突き出して求めていて
「ァア〜〜!」
グインと弓なりになり、全身を痙攣させた日高をきつく抱きしめながら俺も中に欲望を吐きだした。
腹にあたっていた日高のモノからドクドクと熱い液体が流れだし
それがお互いの腹をぬめらせながら何度も飽きる事なくキスをして
「…責任とって、
まこちゃん、
俺の事もらって」
粗い呼吸の中そう言われて、俺は日高の耳元に
いただきます
と囁き、また体を繋げだした。
猿だ
こんなにセックスしたくて堪んないなんて
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