《MUMEI》

−−−ガラガラッ

ナオが出て来た

「ナオ…」
私の呼びかけに気付いたナオは私の元へと駆け寄った

「何…話したの?」
私は恐る恐る聞いた

「あんな奴、忘れなよ、幸にのいは勿体ないもん。」

ナオはニィーっと笑うと私の背中を押し、教室へと向かった。



だから…私はナオが何を話したのか、知らない。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫