《MUMEI》
さて、学校
俺達は休みが終わり、本格的に動き出した。
レポート書きに研究…など、本当に忙しくなり、体がいくつあっても足りない程だった!


「龍也…」
「なんだ?」
「論文出来た?」

でかい教室に入り、隣に宮が座っている。
俺はプリントを出しながら話す。

「あともうちょっと」
「あー終わらねぇよ―!」
小声で叫ばられてもなぁ…
「あなたの場合は龍也の事ばっかり考えてるからじゃないの?」
それまで黙っていた宮がゆっくり口を開いた。

「うお!?宮」
「私はそう思うけど…違うの?」

尚はギクリとした表情をして、宮の目線を逸らす。

「う…うるさいな!」
「どうしたんだ尚?」
「龍也は黙ってて」

なんだか変だなぁ…
そして、もう午後―


「おーい!宮!」
「あ、龍也」
「一緒に帰ろうぜ」
「尚は?」

振り向くと、宮がいなかった。
後ろにも立っていない。

「あれ?」
「もしかして、居残りかな」

その通り、尚はその頃居残りをしていた…。
(俺は作文苦手なんだよ―!)


そして、家に着いた。

「はぁ…なんだかな」
俺は既に炊いていた米を茶碗に移し、お茶を用意する。

「さて、課題をやりますか」

特に、毎日テレビを見る週間はないが、たまにつけて見ている。

「ん…メールかな」
バイブの音が響いていた。
「もう飯食ってる時に!」
(…なんだって…?尚の奴が明日休むと?)
同じ同級生からメールが来ていたのだ。

「風邪かな」
テレビを見ながらつぶやいた。
「明日にでも見舞いに行ってやるか」

そして、俺はおかずを食べ終わり、テレビを消し、自分の部屋に行く。

「…へ!」
(やばい…また起ってる)
「畜生…」
そして、ベッドに座りながら、あそこを触った。
「ん…ハァ…あ…」

(駄目だ…気持ちいい…こんなとこ…尚に見せられないよな…)

「は…くっ―」

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