《MUMEI》
白い遊び場
ぼくの遊び場。
公園の山。一人で友達から離れて木の中へ行きます。
たくさんの嫌なことも真っ白にして、葉っぱのニオイを吸い込みました。
いつの間にか体に力が入らなくて、お腹を地面に近付けて、寝転んで枯れ葉に顔が引っ付きました。
どんな干したて布団も此処には敵いません。
顔をもっと近付けました。耳に葉っぱのぶつかる音
葉っぱしか見えません。暗いです。でも、光に溢れてます。
どんどん真っ白に土に沈んでいきました。
土が近くでぼくに話し掛けてきます。
友達が呼んでる
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