《MUMEI》 気付くといつもあんたの事ばかり見とる。 この教室で‥‥ あんた以外見えへんねん。 でもあんたはちゃうねんな‥。 あんたは誰か好きな人おるん‥? 「はぁ‥」 ≪ぱさ‥≫ 「? ‥ぁ」 あいつの手元から何かが落ちた。 枝折‥? 本に挟んでたんかな‥。 ≪カタ‥≫ ウチは立ち上がって‥‥ 枝折を拾い上げた。 「‥‥‥‥‥‥‥」 それから‥‥‥ 「なぁ」 落とし主に差し出した。 「こ‥これ‥‥‥あんたの‥?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |