《MUMEI》

「ラッラルン!」


勳羅は驚いた顔をし、一回咳払いした。


「何の用かねラルン君。」


「なんですか、その言い方、それよりなんの妄想をしていたんですか?」



「そんな妄想なんてこと、この俺がしてるわけないだろ。」


勳羅の頬がまたしても赤く染まった。


「そうですか、それより勳羅はこんな所で何をしているんですか?」

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