《MUMEI》

「蓮邊さん…。」


綺嘉は塁羅の血を吸うと、少し離れた。


「ごちそうさま。」


「いきなりは止めて下さいよ、飲みたい時はちゃんと血抜きますから。」


「塁羅の血をコップで飲むのもねぇ、やっぱ噛んで飲んだ方が美味しいだよね。」


綺嘉は笑顔で言い、ベッドから降りケーキが置いてあるテーブルへと歩いて行った。


『早くしろ綺嘉。』


「へいへい。」

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