《MUMEI》

「勳羅さん!」


「さぁ甘えん坊塁羅になっておくれ。」


『それどういう意味ですか?』




「何馴れ馴れしく僕に触っているんだよ、この変態やろ。」


『「「えっ?」」』


3人同時に言い、塁羅を見た。


塁羅は顔を上げた。


その顔はいつもの女の子みたいな可愛い顔ではなく、生意気そうな顔をしていた。

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