《MUMEI》

「塁羅…?」


「二回も僕に言わせるのか?さっさと離れろ、この変態やろー。」


「る…いら…、酷いよ親に向かって。」


勳羅は半泣きしながら、塁羅から少し離れた。


「塁羅、いったいどうしたんだよ?」


「別に僕はどうもしてないけど、それより綺嘉、僕にキャンディーを持って来い。」


「おぉ!塁羅が俺のこと綺嘉って呼んでくれた!」


綺嘉は素直に喜んでいた。

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