《MUMEI》

「で、僕をどうするつもりかな?(微笑)」

「こうすんだよ」

≪ビュッ≫

「!?」

≪ビトッ≫

「命中☆」

「ていうかこんなに矢でかくなくても良かったんじゃない‥? 吸盤付きだからまだしも──(苦笑)」

「もっと厄介かと思ったけど‥、一撃で目ぇ回してらぁ」

「夏芽君凄い‥(苦笑)」

「せやけどどないしよか。朝まで見張っとかなアカンで?」

「アンタのマジックでも仕掛けとけば?」

「ん‥‥‥、ああ、せやな。その手があった(笑)」

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