《MUMEI》 「いい方法‥?」 「何や?」 「秋楽、ハサミ貸して」 「ハサミなん使うて何するん?」 「切るのよ」 「切る‥!?」 「バッ‥美春お前何考えて──」 「まぁ見てて」 そう言って美春先輩は手紙を切り始めた。 「おい‥ほんとに大丈夫なのかよ」 「たぶん‥(汗)」 「心配いらないわよ、これで読めるようになるから」 「「‥‥‥‥‥‥」」 私達は美春先輩が手紙を切るのを‥ かたずを飲んで見守ってた。 前へ |次へ |
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