《MUMEI》 ‐茉莉‐前から思てんけど──‥ 新木て何で喋らへんのやろ。 恥ずかしいんかな‥。 いっつも独りで本読むばっかりでつまらんくないんやろか──。 ウチにはどうにも分からへん‥。 新木が何であんな風に振る舞っとるんか‥。 ≪ガタ‥≫ 「‥?」 また知らん内に授業終わってもうた。 みんながテスト近いて喋っとる声がぼんやり聞こえる。 「───────」 せやけどウチは‥ やっぱりあいつの事しか考えてへん‥。 いつになったら聞けるんかな── 返事‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |