《MUMEI》 オレは人波の間隙を突いて歩を進める――…! 左45゚前方、中年のサラリーマン…! 右60゚前方、女子高生…! 次々と襲いかかってくる障壁を、アルファベットの“S”を描くような軌道でクリアする! すると気を抜く間もなく、正面から男女のカップルが現れた…! こーいうのが一番厄介だ…! 心の声『――…すまない!…許せ…!』 オレはカップルの間にある赤い糸を断ち切るように中央突破した! ―――…そして……… 心の声『――…ザマミロ……。』 心の中でつけ加えた――…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |