《MUMEI》 オレは階段の上りエリアに退避すると、何事も無かったかの如く、外人客らとすれ違った――…。 奴らは何やら英語で高笑いしながらオレの後方へと消えていった…。 心の声『フッ(笑)――…命拾いしたな…? …運のいい奴らだ………。』 オレは心の中で呟く――…。 真の乗り換えレーサーは、いかに惨めな状況下に置かれても、自分を慰める術を心得ている――…。 オレは、外人客らに食らわされたタイムロスを挽回しようと、階段を駆け降りた――…! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |