《MUMEI》
ROUND.2 〜 六本木GP
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*


こめかみに一筋の汗が流れ落ちる…


朝からうだるような夏の陽射しの中…


どこまでも続く鉄の道にも陽炎が揺らいでいた…


耳を澄ませば、行き交う車の音と、ホームのざわめきの声だけが響いている…


オレは眩ゆい陽射しに眼を細めながら、束の間の静寂に心を鎮める…



あの永田町の戦いから1年…



オレは新たなる戦場へ赴く…!


          :
          :

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫