《MUMEI》

「あったかい」
「……」
「くっついてると安心する」
俺の首に腕回して抱きつきながらそんな可愛い事言われたらもう堪らない。
日高より強い力できつく抱きしめてまた今度はねちっこいキスをして、日高の腰がかくっとくだけたところでベッドに沈めた。


「ハアハア、はあ、は、…はあ」
日高が唾液でベチョベチョになった口元を拳で拭っている間にスエットとトランクスを一気に脱がせた。
テレビの明かりの中完全にいきり勃つ日高の下半身があらわになり、…死ぬ程欲情してしまった。

俺もデニムとボクサーパンツを蹴り落としながら脱ぎ捨てカバッと日高に重なる。
勃ち上がるお互いのそこが強くぶつかって俺はそのまま腰を上下に動かした。

「ァッ、は……ン………ふぅ…チュク、」

音が漏れだす唇を塞いで舌を絡ませる。上手に答えてきたところで唇を離しそこを舐めると日高も舌を出し俺の唇を舐めてきた。
わざとピチャピチャ音をたてながら舌先だけで舐めあって、腰を揺らしあって

「たまんねー」
「はぁ、俺も、頭ン中爆発しそう」
「頭だけじゃないだろ?日高のここだって爆発しそう」

「まこちゃんだって…、硬い、はぁ…
熱い、イきたい!まこちゃ〜んイかせて〜…」
日高もそこを俺に擦りつけながら腰を揺らしだす。
俺は片手を二人のそれに添えて腰を揺らしだし、日高も手を添えてきた。

二人の手でぐちゃぐちゃに擦りながら腰揺らしながらやらしいキスしながらで同時にイった。

息を激しく乱しながら抱き合う腹がぬちゃぬちゃと濡れていて。
それすらも興奮して激しく唇を合わせれば、下半身がまた熱くなってきて
「ケツ使っていい?」
と一度イッたにも関わらず切羽詰まった声で日高に聞いてしまった。

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
ケータイ小説サイト!
(C)無銘文庫