《MUMEI》 「ねぇ、誰か鏡持ってる?」 「「「ぇ?」」」 「小さい奴で構わないわ。ちょっと貸してくれる?」 「ぁ、ハイ」 いつも持ち歩いてる鏡を差し出すと‥‥‥ 美春先輩は水晶玉の後ろにそれを置いた。 「?」 鏡があると見やすくなるのかな‥。 「‥‥奴は後ろの戸から入って来るわ」 「後ろ‥?」 「ええ。予告時間キッカリにね」 「───────」 やっぱり美春先輩‥ 凄い‥。 前へ |次へ |
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