《MUMEI》 出来杉の嗚咽は、いつしか気が違ったような笑い声に変わっていた――…! 「そ…そんな馬鹿な…!?」 ―――…ガバッ…! ニアは慌ててドラミからデスノートを奪い取ると、自らの眼で確かめるように出来杉の部屋を睨んだ! ―――…しかし…… ニアの眼球は、キョロキョロと頼りなく動いているけだった…。 即ちそれは、ニアの眼差しが死神の姿を捉えていないことを意味している…。 「な!何故だ!?」 ニアはあたふたとデスノートを開き、ちょうど割れ癖のついたページに視線を落とした。 すると其所には―――…! 前へ |次へ |
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