《MUMEI》 菜摘が図書室に行ってから── ウチはまた花占いに没頭しとった。 ほしたらチャイムが鳴ったから‥‥ 「───────」 教室に戻ろ思て廊下を歩いとった。 ≪ドン≫ 「!?」 誰かにぶつかってもうた‥。 「ごめん‥ちょっと考え事してて‥んけ‥‥‥ど‥‥‥‥」 顔上げて目の前の人を見た瞬間‥‥ 思わず言葉を失うた。 だって──‥ 「‥‥‥‥‥‥‥」 尻餅ついたまま俯いとったんが‥‥‥ 新木やったから‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |