《MUMEI》

色々話したりしてたから──

私達がレストランを出たのは6時半位だった。

「先輩、今日もご馳走様でしたー(微笑)」

「構へん構へん。ほな今度は2人で──」

≪ドカッ≫

「だぁから何でお前はそーゆー事ばっか‥」

「夏芽君‥足蹴はちょっと止めた方が‥(苦笑)」

「ほっといたらコイツ、マジで歯止め聞かなくなるぞ?」

「‥‥‥‥(苦笑)」

確かに──

よく絡まれてる気はしないでもないけど‥‥

でも楽しいからいいかな〜なんて思ったり。

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