|
《MUMEI》 家出？朝８時過ぎ、麻美のお袋さんが訪ねて来た うちの母親と何か話してた 麻美が帰って来なかったらしい その何日か後 隣から、怒鳴り合いの声が聞こえたのは、夜10時過ぎだった あまりにも、激しい物音がするんで 親父と俺が様子を見に外へ出ると 麻美が飛び出して行った所だった 俺は麻美を追い掛けた 俺「麻美、待てよ」 麻美「うるさい！ほっといてよ！」 俺「どこ行くんだよ」 麻美「出てくのよ！」 俺「なんで？」 麻美「出てけって言われたの！」 俺「誰に？」 麻美「お母さん！」 俺「で、どこ行くんだよ」 麻美「しらないわよ！！」 俺「…いいから、ちょっと待てって」 麻美の手を掴んだ 振り向いた麻美 泣いてる… 俺、麻美の手を掴んだまま、引っ張って帰った 麻美「放してよ！帰らないったら、帰らない！！」 力任せに、麻美の手を引き、俺の家に連れて帰った 俺「ただいまぁ」 「家で娘、拾って来たよ」 父も母も、麻美を暖かく迎え入れた 泣きじゃくる、麻美 父が、麻美を預かると、麻美のお袋さんに話に行った 母は麻美に、何も聞かず 布団を用意してた 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |