《MUMEI》
「もうダメ!」
指を引き抜きがばっと覆いかぶさる。
片手で自分の高まりを掴み、焦って解したそこに充てる。
チュクと先が少し入ったところで手を離し、日高をきつく抱きしめて腰をゆっくりと進めた。
「ン〜〜!!ンン〜!!」
「ハア、スゲ…キツッ…」
俺の体重を利用してズクズクと奥に進めていく。まだ解し足りなかったのかかなり狭くて少し痛い位で。
日高は俺の背中に爪を立て全身を震わせている。
「全部挿った、一つになったよ」
口からボクサーを引き抜き素早く唇を塞ぐ。
日高の口内を激しく犯しながらゆっくりと腰を動かし中を慣らしていく。
徐々にスピードを上げて、更に脚を高く上げて、感じる場所を攻めていく。
ズルズルとした中の感触と入口の激しい締め付けにあっという間に高まらされた。
「はあ、はあ、イくよ、日高好きだ、日高、好きだ」
それだけ言って再び唇を塞ぐ。スパートをかけてきつく抱きしめたまま中にぶちまけると、日高もほぼ同時にブルブルと痙攣して、がくっと脱力した。
日高の唇を介抱すると激しく呼吸をしだし、
「辛かっ、はあ、はあ、はあ、まこちゃん、激しすぎ、は〜、はあ、はあ…」
「ごめん、もう止まんなかった」
そう言いながらズルリと中から出ていくと日高は少しのけ反って短く喘いだ。
枕元に投げ置いたウエットティッシュを掴み入口に押し充てる。
腹に散った日高の精液を拭いてやりだすと、それさえ感じるのか全身を震わせた。
「おい、いちいち可愛い反応すんなよ、またしたくなる」
「だって〜、俺のせいじゃねーよぉ」
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