《MUMEI》

私達は毎日登下校は必ず
3人一緒。
それだけは昔から
3人の決まりだった。

「瑠璃子、起きて!!」

「美肌に良くないわよ!?」


こうやって
毎日5時に起こされる…

眠いんだけど…


まぁ色々そんなんで
学校へって感じ。

「…瑠璃子ちゃんてさ、
可愛くなろうって
思ったことないの??」

姉─瑠璃は、
なぜかみんなのことを
"ちゃん"付け。

「綺麗になろうとか、
ちょっとは思いなさいよ」

妹─璃子は、
なぜかいつでも
上から目線。

「もとから顔が出来てる
アンタたちとは違うの。」


「「せっかく人が
心配してるのに。」」

でも、こういう
彼女たちがやっぱり
羨ましかったり…。

"憧れ"ってところかな─。


 

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