《MUMEI》
理性
麻美「優斗、何固まってるの、私が恥ずかしくなるでしょ」
 
背中を叩かれた
 
俺、完全に理性が飛んでた…
 
麻美を抱き寄せてしまった 
麻美「あっ」
 
麻美の身体、柔らかい
 
いい、香りがする
 
麻美「痛いよ、優斗」
 
俺、慌てて手を話した
 
麻美と目が合った
 
俺、ヤバい、ヤバい、
 
自分が止められなかった
 
二人きりの家の中
 
気付いたときには、
俺、
麻美に、キスしてた
 
麻美は立ったまま、何も抵抗しなかった
 
麻美の胸に、そっと手を
 
柔らかい
 
俺、好き勝手に、麻美の胸をもんでた
 
麻美のお尻に手を伸ばした 
なんて柔らかいんだ
 
麻美を見ると、
目を閉じたまま、黙ってる 
麻美のスカートの中へ手を 
前に手を回し、ソコを触った
 
一瞬麻美がピクッと身体を震わせた
 
理性が崩壊してた、俺は
そのまま、麻美の下着の中へ手を
 
暖かい
 
割れ目を探し、指を奥に
 
!   濡れてる
 
夢中で指を入れた
 
麻美「痛いよぉ」
 
!!はっ…俺、何やってんだ!!
 
急に冷静になった俺
 
俺「…」
 
麻美「優斗、初めて?」
 
俺は、うなづいた
 
麻美「…」
 
俺「…ごめん…俺…」
 
麻美「いいよ、別に」
麻美の言葉が、とても冷たく聞こえた
 
「ただいま」
麻美のお袋さんだ 
 
俺、逃げ出したい衝動にかられた
 
麻美「おかえり、今日は早いね」
 
麻美の母「お客さん居ないのよ」
 
麻美「優斗来てるよ」
 
麻美の母「こんばんわ」
 
俺「こんばんわ、おじゃましてます」
 
麻美の母「夕食?」
 
麻美「私のせいで、食べそこねたの、だから作ってあげたんだ」
 
麻美の母「お湯入れただけじゃない」
 
麻美「ちゃんと作れたら、優斗の家で食べてないよ」 
麻美の母「そうよねぇ、麻美も女なんだから、料理覚えなさいよ」
 
麻美「はぁい」
 
明るい会話の中で、俺だけが、どぎまぎ、してた
 
何を話して、どうやって帰ったのか、思い出せないほどだった
 
自分の部屋のベットで
麻美にした事の、罪悪感と
興奮が…
 
その日は、眠れなかった

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