《MUMEI》

「「「‥‥‥‥」」」

「───────」

「何だよ、始めっからこーしときゃ良かったんじゃ──」

「静かにしててねって言ったでしょ」

「‥‥‥‥‥‥(汗)」

夏芽君が黙り込んで‥‥

美術室は物凄く静かになった‥。

何か‥‥‥

ちょっと落ち着かないかも‥(苦笑)

「‥ぁ」

「先輩‥?」

「近いかも‥」

「ぇ‥?」

「4階に行ってみましょ。手掛かりが掴めるるかもしれないわ」

「ぇ、おい待てよ‥4階って──」

「いいからさっさと行くわよ」

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