《MUMEI》 ドラミは余りの衝撃に脱力し、その場にへたり込んだ――…。 「…何故…?……アナ…タ…が…!?」 思考回路がショートし、ぶつ切りの言葉しか出てこない――…。 呆然と見つめる先に立っていたのは―――… 「…どう…して…?……しず…か…さん……!?」 ―――…しずかだった…! ドラミは脂汗を滲ませ、ブルブルと震えている――…。 だが、しずかはドラミの狼狽を冷酷な眼差しで見下ろしているだけだった。 ―――…そして… しずかは、ゆっくりと……… …後ろ手に隠し持っていた物を顔の横にかざした。 それは1冊の“黒いノート”だった――…。 前へ |次へ |
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