《MUMEI》
危ない保健室
ガラガラッ…
『あらっ、坂井先生、どうしたの?』


保健医の先生が、蓮見に抱き抱えられた、坂井先生を見て驚いた。


『あ…ボールに当たって、倒れた拍子に頭打ったみたいです。』


『え?大丈夫なの?』


『Zzz…グゥ…スゥ…』


『……』『……』
…呆れる二人。


『だ、大丈夫そうね』


『あ〜一応ベットに寝かして置きますね。』


『あ〜ありがとね…じゃ君は、もう帰っても……』


ピンポンパンポ〜ン…

『保健医の広瀬先生〜至急、校長室まで、お越し下さい〜』


『ありゃ?呼び出しだ、至急?何かな?』


『あ、先生。僕、留守番しときますよ。丁度昼休みだし…』
蓮見はニッコリ微笑んだ。

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